2018年2月16日

Date: 16.00am-18.00am, Friday, 9 February 2018
Place: 3F, Lecture room, Main Chemistry Build.
Speaker: Kentaro Hattori

日 時:2018年2月16日(金)16:00~18:00
場 所:化学本館3階講義室
講演者:服部健太郎

タイトル(英題):High lateral spatial resolution (<10 μm) U-Pb dating of zircon using
laser ablation multi-collector inductively coupled plasma mass spectrometry (LA-MC-ICPMS)
タイトル(邦題):レーザーアブレーション法と組み合わせた多重検出器型誘導結合プラズマ質量分析(LA-MC-ICPMS法)
による水平方向における高空間分解能(<10 μm)条件下でのジルコンU-Pb年代測定

要旨:ジルコンのU-Pb年代測定に幅広く用いられている手法の一つが,レーザーアブレーションICP質量分析(LA-ICPMS法)である.
この手法ではこれまでレーザースポット径数10 μmでの年代測定が主流であった.近年,より高い空間分解能で
ジルコン1粒の中の異なる組織ごとに年代分析を行う需要が高まっている.そこで今回,LA-MC-ICPMS法を用い,
レーザースポット径を10 μmより小さくして標準ジルコン試料のU-Pb年代測定を試みた結果を報告する.
合わせて,標準ガラスを用いた分析条件最適化の様子,レーザー照射痕の深さ等についても発表する.

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=今後の予定(敬称略)=
2/16(金) 飯塚
2/23(金) 小嶋